昨年の活動をまとめましたので、ご報告致します。
Action1
Action1
「東日本大震災・救援チャリティー・バザー」
くじけないで子どもたち を開催。3月11日の東日本大震災発生から約1ヶ月後。教育関連の出版に携わる編集者、イラストレーター、デザイナー、カメラマン、人形作家達が呼びかけ協力し、幼児教育界の汐見稔幸先生、大日向雅美先生を発起人として、被災した子どもたちに向けたチャリティー・バザー「くじけないで 子どもたち」を4月9日、10日、16日、17日の4日間、東京と横浜で実施し、沢山の人々の善意に支えられてチャリティー・バザーでの支援金総額は ¥6.511.609になりました。
Action2
4月末200万円の支援金を「こどもの笑顔元気プロジェクトに送金して、現地要望に基づき保育用品を支援いたしました。
1)岩手県大船渡市三陸町越喜来にある、大船渡市立越喜来保育所。津波で保育所が流され、他の園舎を間借りしての保育スタートにあたり保育用品を購入支援。(昼寝用布団、布団ワゴン、哺乳瓶煮沸器,洗濯機、掃除機など)
Action3
6月「みやぎわらすっこプロジェクト」に100万送金
宮城学院女子大学磯部裕子教授が中心となり、被災地の声を集めながら、保育に必要な物資や給食を、宮城県内の幼稚園、保育所に届ける活動をしているプロジェクトを後方支援
Action4
7月福島県私立幼稚園計25園に木の造形ブロック「カプラ」、購入代金約200万を送金
放射能の影響で屋外活動が制限され、子どもたちの毎日の「遊び」がのびのび行われない状況にある福島の幼稚園。砂場に変わる創造遊びの場を確保。
Action5
(2011/7~12月までの活動)
(2011/7~12月までの活動)
6月東松島市小野地区公民館でスタートした臨時保育 所、全壊した3園が統合して72名が通園、机を支援。 |
6月に支援した避難車を使って散歩に出る園児たち。 |
雄勝保育所の仮保育現場に間仕切り用パーティション 8枚、加湿器、灯油ストーブを支援。(雄勝保育所は2011年4月に 新築した園舎で新学期を迎える予定だった。津波で全壊。 11月現在、他の保育所ホールに間借りして再スタート。) |
石巻市立二俣保育所へ避難車を支援。 |
8月下旬、石巻地区仮設保育所を訪問、山梨県新府の桃。 生産者の協力で甘くて堅い桃を提供してもらい、 子ども達の喜ぶ顔を見る。(この保育所には6月に机とイスを支援) |
9月末 オランダ・ボッシュ社が支援建設したプレハブ園舎で、 津波で全壊した東松島市3園合同の保育所がスタート |
スタートした新小野保育所ホールにギャッベ絨毯を支援。 東松島市立小野保育所、現地の保育士の先生から要望を聞き取り、支援継続中。 |
11月新小野保育所に大阪のダボスコ社と協力して制作した 無垢材のテーブルとイスを届ける。 |
11月4日、新小野保育所訪問の時、 信州のリンゴを持参 して昼食時に食べてもらう。 |
12月上旬、雄勝保育所に床に厚手のギャッベ絨毯を贈る。 (ゴザをひいて食事、昼寝をしているのを知り、ギャッベを贈ることに) |
新小野保育所の子どもたち76名全員に行き渡った木製の椅子 (10月実施の鹿児島チャリティで ギャラリー澤との協力で実現した木製のイス支援) |
12月になってから新小野保育所から送られてきた写真 年齢別の部屋に分かれての保育になり、子どもたちも 落ち着きを取り戻しつつあると伝えてきています。 |
女川町の保育所に「臼と杵」を贈る。仕事仲間のイラストレータ−12名の 協力を得て、臼と杵を購入。さっそく餅つき大会の様子が送られてきた。 (毎年恒例だった餅つき大会が、臼や杵も流されて行えず、 ぜひ、行いたいと要望あり) |
※女川第1保育所に保護者との連絡書類制作に使うノートパソコンとプリンター一式。園庭の砂場のネコよけネットの設置(大阪夕陽ヶ丘保育園保護者が支援)。
※ 2012年1月現在は、宮城県女川町立第一保育所、第四保育所に支援に移行。この支援先は東松島市の元野蒜保育所、所長の後藤先生から、自分たちより、もっと困難な状況にある保育所があるから支援をしてやってほしいとの要請により、セフィの向村春樹が女川の保育士の先生達から要望を聞き取り支援をスタートしたもの。